はじめてオプジーボを処方される方へ オプジーボの投与に際して〈原発不明癌〉
●治療の流れ1)

- 1)オプジーボⓇ適正使用ガイド 2023年7月作成
●チェックリスト1, 2)
本剤の使用に際しては、臨床症状を十分に観察し、必要に応じて胸部X線検査及び臨床検査を実施するなど観察を十分に行った上で、使用が適切と判断される患者についてのみ投与してください。
【対象患者】原発不明癌

4. 効能又は効果(一部抜粋)
原発不明癌
5. 効能又は効果に関連する注意(一部抜粋)
〈原発不明癌〉
5.22 「原発不明がん診療ガイドライン」(日本臨床腫瘍学会)等の最新の情報を参考に、適切な全身検索及び病理学的検査を実施した上で、原発臓器が不明な上皮性悪性腫瘍と診断され、かつ、腫瘍の局在・組織型等に基づいて推奨される治療法のない患者であることを確認すること。
5.23 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.29参照]
【投与方法】オプジーボ単独療法

6. 用法及び用量(一部抜粋)
〈原発不明癌〉
通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを2週間間隔又は1回480mgを4週間間隔で点滴静注する。
7. 用法及び用量に関連する注意(一部抜粋)
〈効能共通〉
7.1 本剤は、30分以上かけて点滴静注すること。
〈原発不明癌〉
7.18 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
【同意取得状況】

【禁忌/合併症・既往歴等のある患者への投与】

【間質性肺疾患のリスク因子】

※投与前の肺の状態について精査の上、本剤の投与可否を検討してください。
【生殖能を有する者/妊婦/授乳婦/小児等/高齢者への投与】

【相互作用】

- 1)オプジーボⓇ電子添文 2023年6月改訂(第18版)
- 2)オプジーボⓇ適正使用ガイド 2023年7月作成
2023年11月更新