がん免疫療法時代の臨床試験評価のパラダイムシフト-腎細胞がん患者が望む治療ゴールを達成するために-
腎細胞がんの薬物療法は、がん免疫療法が登場したことによりパラダイムシフトがおきたといわれています。従来、有効性の評価は無増悪生存期間(PFS:Progression Free Survival)を重視する傾向にありましたが、がん免疫療法の登場でより生存の延長が期待できる今日、これまで以上に「全生存期間(OS:Overall Survival)」や「奏効の質」を見極めることが重要になりつつあります。 今回、「がん免疫療法時代の臨床試験評価のパラダイムシフト-腎細胞がん患者が望む治療ゴールを達成するために-」と題して、どのようにがん免疫療法の臨床試験データを評価したらいいのかを、腎細胞がんがご専門の藤井先生と統計学をご専門とされる森田先生にお話しいただきました。 続きをみる